メルマガで読者様の気持ちを動かすために、
最もやらなくてはいけないことについて解説します。
それは、リアルの現場、例えば結婚式など
大事なスピーチにおいても活かせるノウハウです。
最も大事なこととは?
答えは、
「何回も読み直すこと」
そんなこと?
と思いがちなのですが、
これがありあまるくらいの大きな効果があるです!
文章を通して人に思いを伝えるような場合、
自分の思いを100%伝えたいと思うものです。
・・・・・・・
昔、好きな人にラブレターを書かなかったでしょうか?
勢いで書いたは良いものの、
勢いだけの文章はアラも多く
悲しいことに真意は相手に伝わりにくいものです。
だから、恥ずかしさを押し殺して読み直すのが良いです。
対面して直接話すことができれば一番なのですが、
文字にすると、
真意が伝わらなかったり、
説明不足となったりすることはよくあると思います。
本当に伝えたい思いが、
きっちり届かないと歯がゆい気持ちになりますよね!
送信してしまった後に、
「あ~、ここの表現こうすればよかった!!」
「長いっっ!!」
なんてことはよくあること。
大事な原稿というのは、
自分が気に入るまで何回も読み直すのが良いです。
それこそ、
・芸術家が作品を作るように。
・自分の子供を育てるように。
そのための方法論が2点。
①文章を1日は眠らせる。
②ケータイで読み返す
解説します。
①文章を1日は眠らせる。
遅くとも締め切りの1日前には完成させましょう。
翌日、送る前に文章を読み直して見てください。
すると、修正点がどんどん見つかるはずです。
②ケータイで読み返す。
・PCで読む場合
・ケータイで読む場合
この2つには、大きな違いがあります。
それは、
「ケータイで頻繁にスクロールされる文章は
面白く思われていないこと」
ケータイで文章を読むときは、
1文字1文字じっくり読むものです。
それは、PCに比べて表示画面GA小さいからであるのですが、
逆にいうと、スクロールされすぎる文章は
「飽きられている」
と思っていい。
ケータイで、
文字がちゃんと頭に入ってくるか?
すぐスクロールしたくならないか?
テスト的に、
これらに注意して読み返してみるのをお勧めします。
文章を読み返すとき、これを抑えよう!
文書をただボーっと読み返すだけでは
あまり意味はありません。
読み返す時に大事なポイントは、
「聞き手の心情を揺さぶる文章」
一例をお伝えします。
●友人代表スピーチ
去年1年間、地元友人の結婚ラッシュが来て
結婚式の友人代表スピーチを何回かやりました。
多く分けてスピーチスタイルは2パターンあると思います。
・朗読スタイル
・暗記スタイル
暗記してパフォーマンスで
会場を沸かせることができる人は問題ないでしょう。
しかしそんな能力のある人は限られるため、
「朗読タイプ」を選ぶ人は多いと思います。
(僕が出てきた結婚式ではそのような人が多かった)
そして僕も、原稿を見ながら読みました。
その場合、原稿をそのまま読むことになるので、
事前の文書作成での仕込みが全てになります。
大事な舞台であるので失敗は許されません。
頭痛くなるほど何十回も読み返し&修正をしました。
・・・・そこでの発見が、
「読み手を意識した原稿作りが、命運を分ける」
1回目のスピーチでは、
依頼をくれた新郎に向かって、
彼との思い出を綴った文章を作成しました。
まずまずな文章だとは思いましたが、
会場の雰囲気もまばらに微笑という
なんとも淡白なスピーチで終わってしましました。
そこで2回目のスピーチは、
ターゲットを「新郎+会場参加者」
という視点でスピーチ作成しました。
すると、文章作成時に
・こう言い換えるとみんな分かりやすいだろう。
・間延びしそうだからここはカットしよう。
と工夫して考えるようになりました。
すると会場は笑いでとても盛り上がりました。
(新郎の会社の上司さんから、
スピーチ後に握手を求められたのはビックリ!)
さらに3回目のスピーチは、
ターゲットを「新郎+会場参加者+新婦」
という視点でスピーチ作成しました。
すると、文章作成時に
・新郎新婦に将来へのメッセージ性ある文章にしよう
・自分と、新郎新婦どちらとも関係あるエピソードも少し加えよう
という視点が生まれました。
すると、新婦側からの反応も良く
やや感動的な(笑)雰囲気を創ることができました。
新婦側の親族の方々にも可愛がってもらえて
これもまた面白い結果に!
つまりまとめると、
文章を読み返すときは「誰に見せたいのか」を意識すること。
改善を重ねて学びました。
リアルでも活かせるノウハウだと思いますので、
ぜひ抑えて頂きたいです。
まとめ
・メルマガなど文章で思いを伝えるとき「読み返す」ことは必須。
・読み返すときは「誰にどう感じて欲しいのか」をイメージ。