何度も自分に会いに足を運んでくれる人。
○○さんにぜひ聞きたいことがありまして!
と連絡をくれる人。
このような濃いファン層というのはとてもかわいく感じます。
昨日、営業スキルの指導をしていた人に、
こんな質問をもらいました。
「2万以下でよさそうな時計ないでしょうか?」
ビジネスシーンとしての用途でしたので、
「まず本人にとって良いとは何か?」
というところから質問しましたが、
そこで反省することがありました。
それは、
返信が遅れたこと。
やり取りしている途中で仕事が入ってしまい、
1時間ほど返事を保留してしまいました。
とても距離感の近い方でしたので、
大丈夫かな、と思い込んでいました。
しかし後でよくよく考えると、
「失礼なことをしてしまった」
という思いになりました。
仕事であり相手はお客様であるなら、即返信は当たり前。
会社の仕事であれば必ずそうするのに、
個人の仕事になるとその感覚が抜けがちです。
対面でも、メールでも、SNSでも、
即・返信 を心掛けることが、
永く付き合える濃いファン層を
獲得するための第1のレシピです。
これを含め、
情報発信において、
濃いファン層を作るには次の3点が有効です。
①返信は早く&必ず
ネット上でも、
面と向かって話しているようなスピード感を。
リアルに会ってまるで話しているような
感覚にさせられたらファンになりやすいです。
②発信に統一性を。
投稿テーマとそれらの比率は決めておきましょう。
(僕の例)
・サラリーマンネタ(悩みと解決):30%
・副業ネタ(営業 × ネットのクロスビジネス):40%
・ものづくりの話(開発経験をふまえて) :10%
・時事ネタ+解釈:10%
・食品新商品レポート:10%
投稿テーマがバラバラな趣味の日記状態では、
なかなかファンはついてくれません。
自分の軸に沿ったテーマを貫き通すことが重要です。
③リアルでも会う機会を。
セミナーや、食事会等々。
文章だけでのコミュニケーションでは、
どうしてもファン化のスピードは遅いもの。
「会う」というアクションを加えることで、
リピーターになって頂ける可能性が格段に上がります!
「人と話すのが苦手だよ・・・」
という方もいるかもしれませんが、
大事なファンを作るためなら
やってみるのは大いにアリだと思います。
以上の3点を抑えれば、
コミュニケーションの質はかなり良くなると思います。
メールやSNSなど文章を介する手段では
相手の顔が見えないので、
自分の都合を優先しがちかと思います。
ただ、
下手すると取り返しのつかない事態に
発展することもままあります。
相手の感情を想像して、文書を綴ること。
これが文章コミュニケーション主体の現代で、
ファン獲得のための秘訣だと思います。
濃いファン層を作るには、
相手の立場になって、
ネットとリアルのラグ(時間&内容)
をすり合わせること。